結論
MEO対策は、Googleマップやローカル検索に出るGoogleビジネスプロフィールを整える取り組みです。Googleによると順位は主に関連性・距離・知名度で決まり、お金では上げられません。距離は変えられないので、正確な情報・カテゴリ・写真と、報酬を付けない口コミ依頼で関連性と知名度を高めます。
この記事でわかること
Googleマップの順位を決める3つの要素と、事業者が変えられる範囲 実店舗・非店舗型・ハイブリッド型の見分け方と、住所・サービス提供地域の設定 最初に整える7つの手順と、続けて更新する写真・口コミ・投稿 ガイドライン違反になる店名・口コミ依頼・カテゴリの使い方 業者に任せるときの権限と契約の確認点、効果を確かめる順番 MEO対策(MEO=地図検索の対策。Googleの用語ではなく、Googleのヘルプでは「ローカル検索」と呼ばれます)とは、Googleマップや「地域名+業種」の検索に表示される自社のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を整え、来店・予約・問い合わせにつなげる取り組みです。
Googleは、ローカル検索の順位を主に関連性・距離・知名度 で決め、順位を上げるための依頼や金銭の受け取りには一切応じないとしています(Google:ローカル検索結果のランキングを改善するヒント )。距離は変えられないため、事業者にできるのは、オーナー確認をして正確で詳しい情報を登録し、口コミに返信し、写真を追加するといった、関連性と知名度を高める作業です。
一方で、ビジネス名に実際の名称にない地域名やサービス名を足すことや、報酬と引き換えに口コミを頼むことはガイドライン違反で、プロフィールの停止や口コミの制限につながることがあります。この記事は2026年10月10日時点の公式情報(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)に基づき、拠点で接客する実店舗(店舗・クリニック・美容室)と、客先に出向く非店舗型・ハイブリッド型(工務店・リフォーム・出張相談の士業など)に分けて、やることとやってはいけないことを整理します。
MEO対策とは、Googleマップに出るプロフィールを整えること MEO対策で整える対象は、GoogleマップとGoogle検索の「ローカル検索結果」に出る店名・住所・営業時間・口コミ・写真などの情報で、それを事業者が登録・管理する仕組みがGoogleビジネスプロフィールです。ローカル検索結果は、ユーザーが現在地の近くの店舗や場所を検索したときに表示されます(Google:ローカル検索結果のランキングを改善するヒント )。
Googleビジネスプロフィールは、2021年11月に「Googleマイビジネス」から名称が変わりました(Google:ビジネス プロフィールの新たな更新について )。公式の表記は「Google ビジネス プロフィール」ですが、この記事では「Googleビジネスプロフィール」と書きます。「MEO」という呼び方に対し、Googleのヘルプでは主に「ローカル検索」「ローカル検索結果のランキング」と表現されています。
プロフィールは無料で使え、来店できる実在の店舗や拠点がある事業だけでなく、顧客のいる場所に出向く事業も作成できます(Google:サードパーティと連携してビジネス プロフィールを管理するためのヒント 、Google:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン )。店舗やクリニックだけでなく、工務店やリフォーム会社のように客先に出向く事業も対象です。
Googleマップの順位は関連性・距離・知名度で決まり、お金では上がらない Googleマップなどのローカル検索結果の順位は、主に関連性・距離・知名度の組み合わせで決まり、Googleは順位を上げるためのリクエストや金銭の受け取りに応じていません(Google:ランキングを改善するヒント )。検索アルゴリズムの詳細も公開されていないので、上位表示を約束できる方法はありません。3つの要素のうち事業者が変えられないのは距離だけで、関連性と知名度は登録する情報と口コミへの対応で高められます。
要素 Googleの説明 事業者にできること 関連性 検索語句とプロフィールが合致する度合い。ビジネスについて的確な情報を提供すると高められる カテゴリ・サービス・説明・営業時間・属性を正確に、できるだけ詳しく登録する 距離 検索しているユーザーから各拠点までの距離。現在地が共有されていない場合は、Googleが把握している情報で判断する 変えられない。実際の住所(非店舗型はサービス提供地域)を正確に登録する 知名度 ビジネスがどれだけ広く知られているか。リンクしているウェブサイトの数や口コミの数などの情報にも基づく 実際の顧客に口コミを依頼して返信する。ウェブサイトで情報を発信し、紹介・リンクされる状態をつくる
同じヘルプでは、順位を改善するヒントとして、オーナー確認をする、情報を充実させて最新の状態に保つ、口コミに返信する、写真や動画を追加する、などが挙げられています。口コミの数が多く評価が高いことはランキングに役立つとされ、選んだカテゴリがランキングに影響することも別のヘルプに明記されています(Google:業種を管理する )。
一方で、投稿の頻度や写真の枚数、口コミに含まれる言葉が順位にどう影響するかは、このヘルプでは説明されていません。第三者の記事で「順位要因」とされている項目のうち、このヘルプにないものは、Googleの説明では確かめられない項目として区別します。
実店舗か非店舗型かで、住所とサービス提供地域の設定が変わる Googleビジネスプロフィールでは、拠点の住所で顧客に接客する「実店舗」は住所を表示し、客先に出向いて拠点では接客しない「非店舗型」は住所を非表示にしてサービス提供地域を設定し、その両方を行う「ハイブリッド型」は住所とサービス提供地域の両方を設定します(Google:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン 、Google:非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する )。
図1 拠点で接客するかどうかで、実店舗・ハイブリッド型・非店舗型が決まる。サービス提供地域は市区町村や郵便番号で最大20か所、全体を拠点から車で約2時間以内。Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」「非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する」をもとに作成(Framework作成) 実店舗(店舗・クリニック・美容室など)は住所を表示して1拠点に1つのプロフィールを作り、非店舗型・ハイブリッド型(工務店・リフォーム・出張相談の士業など)は市区町村や郵便番号で最大20か所のサービス提供地域を設定して、原則としてサービス地域全体で1つのプロフィールを作ります。
項目 実店舗 非店舗型・ハイブリッド型 住所 実際の住所を表示する。その住所にビジネス名の看板を常設している必要がある 拠点で接客しない場合は住所を非表示にする。拠点でも接客するならハイブリッド型として住所とサービス提供地域の両方を設定できる(看板の常設と、営業時間中にスタッフが対応できることが条件) サービス提供地域 設定しない(出張・配達も行う場合はハイブリッド型) 市区町村や郵便番号で最大20か所。全体を拠点から車で約2時間以内に収める。半径での指定はできない プロフィールの数 1拠点につき1つ。同じ拠点で複数作らない サービス地域全体で1つ。拠点ごとに別のスタッフ・地域で運営している場合は拠点ごとに作れる 写真の例 外観・店内・商品やサービス・チーム サービス(作業・施工)の様子・チーム
自宅を拠点にして客先に出向く事業も、住所は非表示にします(ガイドラインには自宅で営む配管業者の例があります)。また、医師・歯科医師・弁護士などの「個人専門家」は、対外的に業務を行う本人で、オーナー確認された事業所で営業時間内に本人へ連絡が取れるといった条件を満たせば、事務所とは別に個人のプロフィールを作れます(Google:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン )。
プロフィールはオーナー確認から整え、写真・口コミ・投稿は続ける Googleビジネスプロフィールは、オーナー確認、ビジネス名、カテゴリ、住所またはサービス提供地域、営業時間、電話番号とウェブサイト、説明と属性の7つを最初に整え、写真・口コミ・投稿の3つは整えた後も続けて更新します。
図2 最初に整える7つの手順と、続けて更新する3つの手順。Google ビジネス プロフィール ヘルプの各ページをもとに作成(Framework作成) Googleは、管理を業者に任せる事業者向けのヘルプで、月に1度はプロフィールの成果を確認し、写真や営業時間が最新かを確かめるよう勧めており(Google:サードパーティと連携して…管理するためのヒント )、自社で管理する場合にも同じ項目と間隔が当てはまります。
オーナー確認をする :ビジネスの代表者であることを証明でき、検索結果に表示される可能性が高くなります(Google:ランキングを改善するヒント )。写真の表示やパフォーマンスデータの確認にもオーナー確認が必要です(Google:ビジネス固有の写真に関するヒント 、Google:パフォーマンスとインサイトを確認する )。ビジネス名は実際の名称にする :看板・ウェブサイト・書類で一貫して使い、顧客に認知されている名前を登録します。住所・営業時間・カテゴリなどは、名前ではなく別の欄に入れます(Google:掲載するビジネス情報のガイドライン )。カテゴリ(管理画面では[業種])を選ぶ :中心となる事業を最も具体的に表すメインカテゴリを選び、追加カテゴリはできるだけ少なくします。Googleの例では「サロン」ではなく「ネイルサロン」を選びます(Google:業種を管理する )。「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」で選ぶのがガイドラインの考え方です。住所またはサービス提供地域を設定する :図1のとおり、実店舗・非店舗型・ハイブリッド型のどれに当たるかで決めます。営業時間と特別営業時間を登録する :顧客に対応できる通常の営業時間を入れ、祝休日や臨時の変更は特別営業時間で示します。Googleは、祝休日の営業時間が通常と同じでも設定しておくことを勧めています(Google:特別営業時間を設定する方法 )。完全予約制など決まった営業時間がない事業は、営業時間を指定しないようガイドラインに書かれています。電話番号とウェブサイトを登録する :その拠点に直接つながる電話番号と、その拠点を表すウェブサイトを登録します。実際のビジネスとは別のページ(SNSのページを含む)へ誘導するURLや電話番号は使えません(Google:掲載するビジネス情報のガイドライン )。ビジネスの説明・サービス・属性を書く :説明欄には提供しているサービスや商品、沿革などを書きます。リンクや「すべて50%引き」のような特典の強調は使えません。駐車場やWi-Fiの有無などの属性も入力します。写真・動画を追加する :Googleは外観・店内・商品・サービス・チームなどの写真を、種類ごとに少なくとも3枚追加することを勧め、大幅な加工や過度なフィルタ、AIの使用は避けるよう案内しています(Google:ビジネス固有の写真に関するヒント )。口コミを依頼して返信する :依頼の方法と返信の仕方は次の節で説明します。投稿で最新情報を伝える :投稿には「最新情報」「特典」「イベント」の種類があり、Google検索とGoogleマップのプロフィールに表示されます。期間を設定していない投稿は6か月が経過するとアーカイブされます(Google:ビジネス プロフィールの投稿を作成、管理する )。口コミは判断材料、ウェブサイトは受け皿として役割を分ける Googleビジネスプロフィールの要素は、Googleのヘルプの説明をもとにFrameworkが役割で分けると、口コミは来店・依頼前の判断材料、写真・動画は商品やサービスの紹介、投稿はお知らせ・特典・イベントの告知、ウェブサイトはプロフィールに収まらない詳しい説明と問い合わせの受け皿になります。
要素 役割(Frameworkの整理) Googleの説明 使い方 口コミ 来店・依頼前の判断材料 口コミの数が多く評価が高いことはランキングに役立つ。返信はフィードバックを重視していることを示す 実際に利用した顧客に、リンクやQRコードで依頼する。報酬は付けない 写真・動画 商品・サービス・雰囲気を伝える 商品やサービスを紹介し、ビジネスのストーリーを伝えられる。ビジネスを目立たせるのに役立つ 種類ごとに3枚以上。大幅な加工や過度のフィルタ・AIを避け、ありのままを伝える 投稿 お知らせ・特典・イベントを直接伝える 最新情報や特典を検索とマップで共有できる。ランキング改善のヒントには挙げられていない セール・イベント・特典などを、分かりやすいタイトルと開始日・終了日を付けて投稿する ウェブサイト 詳しい説明・事例・問い合わせの受け皿 公式サイトなど公開されている情報は、Googleがプロフィールの情報を得る情報源の一つ。知名度はリンクしているウェブサイトの数などにも基づく 拠点ごとに実際のビジネスのサイトを1つ指定する。ビジネス名は店舗やサイトで一貫して使う実際の名称にする
口コミについてGoogleは、クチコミを増やすためのヒント で、リンクやQRコードを使って投稿を依頼する方法を案内しています。否定的な口コミへの返信では、投稿者の個人情報を公開しないことなどが挙げられています。返信の組み立て方と、依頼で禁止されている特典・選別の具体例はGoogleの口コミの返信の仕方と依頼の禁止事項 で解説しています。
表の「使い方」は、写真がGoogle:ビジネス固有の写真に関するヒント 、投稿がGoogle:ビジネス プロフィールの投稿を作成、管理する 、ウェブサイトがGoogle:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン の記述に基づきます。
ウェブサイトは、プロフィールに収まらない情報を載せる場所で、公式サイトの情報はGoogleがプロフィールの情報を得る情報源の一つでもあります(Google:ビジネス プロフィールとローカル検索結果の情報を入手する方法 )。
対応エリア、料金の考え方、事例など、地域で比較している人が知りたい情報をページにまとめる考え方はコンテンツマーケティング戦略の立て方 で紹介しています。サイトの構成から見直す場合の支援内容はWebサイト制作の支援内容 にまとめています。プロフィールからサイトに来た人が問い合わせや予約に進めているかの点検手順はホームページの問い合わせを増やす方法 で解説しています。
また、プロフィールは検索した人に見つけてもらう仕組みなので、まだ検索していない地域の人に知ってもらうには広告を組み合わせる方法もあります。少額でMeta広告から試す場合は月10万円前後でMeta広告を始めるときの予算設計 が参考になります。
地域名と業種で検索する人に広告を出す場合は、Google広告の始め方 で、商圏に合わせた地域ターゲティング(「所在地」と「所在地やインタレスト」)の選び方を説明しています。広告・SEO(検索エンジン最適化)・SNSなど、ほかの手段との組み合わせ方はWeb集客の方法と選び方(業態別の組み合わせ例) で整理しています。
地域での集客について、Googleビジネスプロフィール・自社サイト・広告の役割分担と優先順位を一緒に整理します。
無料相談を申し込む↗ ガイドライン違反になるのは、店名への追加や報酬付きの口コミ依頼 Googleのガイドラインとポリシーでは、ビジネス名に不要な情報を足すこと、実在しない拠点や重複したプロフィールを作ること、報酬と引き換えに口コミを頼むこと、口コミを選別・誘導すること、利害関係者が口コミを書くこと、カテゴリをキーワード代わりに使うことが禁止されています(Google:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン 、Googleマップのユーザー投稿コンテンツに関するポリシー )。
やってはいけないこと 例 Googleの定め ビジネス名に不要な情報を足す 看板や名刺で使っていない地域の説明(「◯◯駅前の」など)、サービス名、キャッチコピーを店名に加える ビジネス名に不要な情報を含めることはできず、含めるとプロフィールが停止される場合がある。キャッチコピー・営業時間・電話番号・サービス名・所在地の説明などが例示されている 実在しない拠点や重複したプロフィールを作る バーチャルオフィスや遠隔地の私書箱で登録する、同じ拠点でプロフィールを複数作る 実際にサービスを提供していない住所は使えない。コワーキングスペースは看板があり、営業時間中にスタッフが常駐して顧客対応する場合だけ登録できる。拠点ごとに複数のページは作れない 報酬と引き換えに口コミを頼む 「口コミを書いたら次回割引」「低評価を消したら返金」 口コミの投稿・修正・削除と引き換えに、金銭・割引・無料の商品やサービスなどを提供することは禁止。違反が確認されると、新しい口コミの受付停止、既存の口コミの非公開、虚偽の口コミを削除した旨の警告表示などの制限がかかることがある 口コミを選別・誘導する 満足した顧客だけに頼む、店内でその場で書くよう求める、書く内容を指定する、スタッフに件数のノルマを課す 否定的な口コミを妨げたり、肯定的な口コミだけを募ったりすることは禁止。その場で評価や口コミを書くよう要求・強要すること、特定の内容を求めること、スタッフに一定数の口コミを集めさせることも禁止 利害関係者が口コミを書く 従業員・家族・取引先が書く、競合の店に低評価を付ける 雇用・契約などの利益相反に基づく投稿や、競合の評判を傷つける投稿は禁止 カテゴリをキーワード代わりに使う 実態と違うカテゴリや、事業の一部だけを表すカテゴリを多数並べる 中心となる事業内容を示すカテゴリをできるだけ少なく選ぶ。キーワードや属性を示すためにカテゴリを使わない
違反するとプロフィールの停止や口コミの削除・制限につながることがあり、Googleは違反した個人や事業者のサービス利用を停止する権限を持つとしています。違反時の制限はGoogle:ポリシー違反によるビジネス プロフィールの制限 にまとめられています。禁止されているのは報酬や選別を伴う依頼で、実際に利用した顧客に、報酬を付けず内容も指定せずにリンクやQRコードで投稿を頼むことは、Googleのヘルプが案内している方法です。
業者に任せるときは、オーナー権限を自社に残して契約を確かめる MEO対策を業者に任せるときは、自社がオーナー権限を持ったまま業者を管理者として加え、順位を保証していないか、変更と成果を共有するか、費用と解約の手順が明確かを確かめます。Googleビジネスプロフィール自体は無料ですが、管理を第三者に任せる場合は多くが有料で、Googleは、第三者が特別な手段でランキングを約束したり操作したりすることはできないとしています(Google:サードパーティと連携してビジネス プロフィールを管理するためのヒント )。
オーナーと管理者の違いは、ユーザーの追加・削除とプロフィールの削除ができるかどうかで、管理者もビジネス情報の編集・口コミへの返信・投稿の管理はできます(Google:ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する )。
できること オーナー(自社) 管理者(業者) 情報の編集・口コミへの返信・投稿の管理 できる できる ユーザーの追加・削除 できる できない プロフィールの削除 できる できない
Googleのサードパーティポリシーは業者に対し、プロフィールへのすべての変更の通知、管理が有料でプロフィール自体は追加料金がかからないことの契約前の書面での通知、解約の通知から7営業日以内の管理の返還を求めています。依頼する事業者は常にオーナー権限か共同オーナー権限を持つことも求められています(Google:ビジネス プロフィールのサードパーティ ポリシー )。
図3 業者に任せるときに、契約前・運用中・解約時に確かめること。Google「ビジネス プロフィールのサードパーティ ポリシー」「サードパーティと連携してビジネス プロフィールを管理するためのヒント」の内容を時期の順に並べたもの(Framework作成) MEO対策の営業を受けたときは、Googleのヘルプとポリシーの内容をFrameworkが確かめやすい順に並べた、次の5点で確認できます。
権限 :自社がオーナー(メインのオーナー)のままで、業者は管理者として参加するか。順位 :Googleでの上位表示を保証していないか。Googleは順位の保証を、注意すべき兆候に挙げています。報告 :閲覧数やクリック数などのパフォーマンスを見せてもらえるか。Googleは、事業者にはプロフィールのパフォーマンスを知る権利があるとしています。手法 :店名の変更や口コミの集め方が、前の節のガイドラインに沿っているか。契約 :サービス内容と費用が明記された契約書を受け取れるか、解約時に管理を戻す手順があるか。Googleのヘルプが挙げる業者のサービスは、プロフィールを最新の状態に保つこと、ユーザーに関するインサイトの提供、質問への回答、口コミへの対応です。確認したGoogleのヘルプには相場は書かれていないため、この記事では金額を示しません。この記事の手順はどれもプロフィールの機能で行うので、社内で進めればプロフィールの利用料はかからず、かかるのは担当者の時間です。
予約・来店型、問い合わせ型、EC型ではどう設定するか 予約・来店型(美容室・クリニックなど)は実店舗として住所と営業時間を整え、問い合わせ型のうち客先に出向く工務店・リフォーム会社・士業は、非店舗型かハイブリッド型としてサービス提供地域を設定します。店舗も出張もないネット販売だけのEC型は、ガイドラインがプロフィールを作成できるとする事業(来店できる拠点があるか、顧客のいる場所に出向く事業)に当たらないため、対象外です(Google:掲載するビジネス情報のガイドライン )。
以下の例は、ここまでのGoogleの説明を業態に当てはめたもので、実在の事例ではありません。実際の設定は、事業の実態とガイドラインに合わせて判断します。
美容室・サロン(予約・来店型):予約リンクとメニューを載せる メインカテゴリは事業を最も具体的に表すものを選び、メニューと料金の目安はサービス欄や説明に書きます。写真は施術の仕上がり・店内・スタッフを中心にします。美容院は予約を受け付けるリンクを使える例としてGoogleのヘルプに挙げられています(Google:ビジネスリンクに関するポリシーとガイドライン )。口コミは施術後にQRコードで依頼し、割引などの特典は付けません。
クリニック・歯科医院(予約・来店型):休診日は特別営業時間に 診療時間と休診日を通常の営業時間に、年末年始や臨時休診は特別営業時間に登録します。看板などで使っていない診療内容や駅名を医院名に足さず、診療内容はカテゴリや説明で伝えます。医師個人のプロフィールは、前述の個人専門家の条件を満たす場合に作れます。説明文や投稿も、患者を誘引するための表示であれば医療法の広告規制の対象になるため、歯科医院・クリニックの集客で確かめる医療広告のルール とあわせて確かめます。
工務店・リフォーム会社(問い合わせ型):施工する市区町村を登録する 事務所で来客対応をしていなければ住所を非表示にし、施工する市区町村をサービス提供地域に登録します(最大20か所、拠点から車で約2時間以内)。ショールームなどで接客していれば、ハイブリッド型として住所も表示できます。写真は施工中・施工後の様子とスタッフを載せます。口コミは実体験に基づく必要があるため、施工を終えた顧客に依頼します。説明欄にはリンクを入れられないので、施工事例の詳しい説明はウェブサイトに載せ、ウェブサイトの欄のURLから見てもらいます。
士業の出張相談(問い合わせ型):事務所と出張先の両方を設定する 事務所で面談も行うなら、事務所の住所を表示したうえで、出張相談に行く地域をサービス提供地域に設定するハイブリッド型になります。事務所に看板があり、営業時間中に対応できることが前提です。弁護士などが個人のプロフィールを作る場合は、個人専門家の条件を確認します。
効果は[パフォーマンス]の数値と実際の問い合わせ数で確かめる MEO対策の効果は、オーナー確認済みのプロフィールの[パフォーマンス]で、閲覧数、検索語句、通話・ルート・ウェブサイトのクリックの順に見て、最後に実際の予約・来店・問い合わせの件数と並べて確かめます。
図4 効果を確かめる順番。Google ビジネス プロフィール ヘルプ「パフォーマンスとインサイトを確認する」の指標の定義と「ランキングを改善するヒント」の距離の説明をもとに、Frameworkが確かめる順に並べたもの(Framework作成) 閲覧数はプロフィールを見たユニークユーザーの数で、同じ人が同じ日に何度見ても1回と数えられ、検索語句は毎月月初に更新されます。通話数は通話ボタンがクリックされた回数、予約は予約プロバイダ経由で予約を管理している場合に取れる指標です(Google:パフォーマンスとインサイトを確認する )。どちらも実際に話せた件数や来店の件数とは定義が違うので、自社の受付記録と並べて見ます。
関連性は検索語句とプロフィールが合致する度合いなので、検索語句に自社のカテゴリやサービスの語が少なければ、カテゴリ・サービス・説明の登録内容を見直す手がかりになります。距離が順位の要素になっているため、表示される順位は検索する場所によって変わり、1か所から調べた順位だけでは良し悪しを判断できません。Googleアナリティクス(GA4)とリンクして、ウェブサイトのデータと合わせて見ることもできます(Google:ビジネス プロフィールを Google アナリティクスに接続する )。
まとめ:今月プロフィールの画面で確かめる5つのこと MEO対策は、事業者が変えられる関連性と知名度を、正しい設定と口コミへの対応で積み上げる取り組みで、順位は保証されません。次の順に、プロフィールの画面で確かめます。
自社が実店舗・非店舗型・ハイブリッド型のどれに当たるかを図1で決め、住所の表示とサービス提供地域を合わせる ビジネス名が看板やウェブサイトと同じ実際の名称になっていて、地域名やサービス名を足していないかを見る [業種]で、メインカテゴリが事業を最も具体的に表すものか、追加カテゴリが多すぎないかを確かめる 口コミの依頼文やQRコードの案内に、割引などの特典や書く内容の指定が入っていないかを確かめる [パフォーマンス]で今月の検索語句と通話・ルート・ウェブサイトのクリックを記録し、同じ月の問い合わせ・予約の件数と並べる よくある質問
MEO対策の効果が出るまで、どれくらいかかりますか? MEO対策の効果が出るまでの期間は、この記事で確認したGoogleのヘルプには書かれていません。書かれているのは、承認されたサービス提供地域の編集がプロフィールに表示されるまで最長で48時間ほどかかることと、パフォーマンスの検索語句が毎月月初に更新されることです(Google ビジネス プロフィール ヘルプ「サービス提供地域を管理する」「パフォーマンスとインサイトを確認する」)。設定を変えた月と翌月の数値を比べて確かめます。
Googleビジネスプロフィールの投稿は、毎日したほうがよいですか? Googleビジネスプロフィールの投稿の頻度は、Googleの「ローカル検索結果のランキングを改善するヒント」に書かれておらず、投稿自体もランキング改善のヒントに挙げられていません。投稿のヘルプによると、期間を設定していない投稿は6か月が経過するとアーカイブされます。休業日・特典・イベントなど伝える時期のある情報ができたときに投稿し、古い告知が残っていないかを確かめます。
低評価の口コミは、削除してもらえますか? Googleの口コミは、Googleのコンテンツポリシーに違反していると思われる場合に、事業者が違反として報告できます(Google ビジネス プロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」)。同じヘルプは、否定的な口コミは必ずしもビジネス手法が不適切であることを示すものではないとし、返信で事情や対応を伝えることを勧めています。報酬と引き換えに投稿者へ削除や修正を頼むことは禁止されています。 地域での集客について、Googleビジネスプロフィール・自社サイト・広告の役割分担と優先順位を一緒に整理します。
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