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リスティング広告のキーワードの選び方:マッチタイプと除外キーワード

公開: / 更新:
編集:Framework

結論

リスティング広告のキーワードは、商品・サービス名×地域×目的の語で候補を洗い出し、キーワードプランナーで検索数と費用を確かめ、マッチタイプで範囲を決め、配信後に検索語句レポートから除外キーワードを足して選びます。インテント マッチ(旧:部分一致)はスマート自動入札との併用が前提で、成果を数えられていない段階はフレーズ一致・完全一致が中心です。

この記事でわかること

  • キーワードを選ぶ4段階と、地域名のない語も候補に残す理由
  • キーワードプランナーで確かめることと、関係のない検索に使われる費用の見積もり方
  • インテント マッチ・フレーズ一致・完全一致の範囲と、計測と入札方法による選び方
  • 除外キーワードの設定単位と上限、類義語を自分で足す必要がある理由
  • 業態別の除外の候補と、配信後に確かめる順番

リスティング広告(検索広告)のキーワードは、①商品・サービス名と地域と目的の語を掛け合わせて候補を洗い出し、②キーワードプランナーで検索ボリュームと入札単価の範囲を確かめ、③マッチタイプで広告を出す検索の範囲を決め、④配信後に検索語句レポートで関係のない語句を除外キーワードに入れる、の順で選びます。

Google は、顧客が商品やサービスを探すときに使いそうな語句を選び、具体的で購入意向の強いキーワードやロングテール キーワード(複数の語を組み合わせた具体的な検索語)に重点を置くよう勧めています(Google 広告ヘルプ:効果的なキーワードの選び方)。マッチタイプは「インテント マッチ(旧:部分一致)」「フレーズ一致」「完全一致」の3種類で、Google はインテント マッチとスマート自動入札の併用が不可欠だとしています(Google 広告ヘルプ:キーワードのマッチタイプについて)。

この記事は2026年10月22日時点の公式情報(Google 広告ヘルプ)に基づき、Google広告の検索キャンペーンを例に、キーワードを選ぶ手順と、マッチタイプ・除外キーワードの判断の基準を整理します。画面の名称は今後変わることがあります。

キーワードは「洗い出す・確かめる・範囲を決める・除く」の4段階で選ぶ

リスティング広告のキーワード選びは、配信前の「洗い出す」「確かめる」「範囲を決める」の3段階と、配信後に繰り返す「除く」の1段階に分かれます。Google は、検索語句レポートで実際の検索語句を定期的に確認すると、関連性の高い新しいキーワードと、除外キーワードに入れるべき関連性の低い語句の両方が見つかるとしています(Google:効果的なキーワードの選び方)。このため、4段階目で見つかった語句は1段階目の候補に戻します。

キーワードを選ぶ4段階(商品・サービス名×地域×目的の語で洗い出す、キーワードプランナーで確かめる、マッチタイプで範囲を決める、配信後に検索語句レポートから除外キーワードを足す)と、見つかった語句を候補に戻す流れの図
図1 キーワードを選ぶ4段階。Google 広告ヘルプ「効果的なキーワードの選び方」「検索語句レポートについて」をもとに、確かめる順に並べたもの(Framework作成)

Google広告の始め方の全体(アカウント登録・計測・キャンペーンの種類・予算)はGoogle広告の始め方:5つの手順で説明しています。この記事は、検索キャンペーンを作る段階でキーワードを決める部分を扱います。

候補は「商品・サービス名×地域×目的の語」の掛け合わせで洗い出す

キーワードの候補は、扱う商品・サービスの名前に、商圏の地域名と、見積もり・費用・予約など検索した人の目的を表す語を掛け合わせて洗い出します。Google はキーワード リストを作る前に、ビジネスの主要なカテゴリを見極め、カテゴリごとに顧客が使いそうな語句を下書きするよう勧めています(Google:効果的なキーワードの選び方)。

商品・サービス名だけでなく地域と目的の語を掛け合わせると、候補の数を増やしながら、1つ1つの語を具体的にできます。

横浜市の外壁塗装業者を仮定し、商品・サービス名(外壁塗装、屋根塗装、外壁 塗り替え)と地域(横浜市、港北区、駅名)と目的の語(見積もり、費用、業者)を掛け合わせて「外壁塗装 横浜市 見積もり」のような候補を作る図
図2 3つの軸を掛け合わせてキーワード候補を作る。業種・地域は説明のための仮定。Google 広告ヘルプ「効果的なキーワードの選び方」をもとに作成(Framework作成)

具体的なキーワードは関係のない検索への表示を防げますが、Google は具体的すぎると十分な数の人に広告を届けられない場合があるとして、キーワードプランナーで検索ボリュームを確かめるよう勧めています(Google:効果的なキーワードの選び方)。

地域名のない語も候補に残すのは、地域は設定で絞れるから

地域名を含まない「外壁塗装 費用」のような語も、候補から外さずに残します。Google広告の地域ターゲティングでは、対象地域にいる人や対象地域をよく訪れる人に広告が表示されるので、地域名を入れずに検索した商圏内の人も対象になります(Google 広告ヘルプ:地域ターゲティングの詳細設定)。

逆に、初期設定の「所在地やインタレスト」では対象地域に関心を示した人にも広告が表示され、関心を判断する材料のひとつが検索語句なので、地域名を入れた検索は商圏の外にいる人の検索でも対象になることがあります(Google:地域ターゲティングの詳細設定)。商圏の外に出したくない場合の設定はGoogle広告の始め方の地域の手順で説明しています。

業態別:目的の語は、問い合わせ・予約・購入のどれを探すかで変わる

目的の語は、問い合わせ型なら見積もり・費用・相談、予約・来店型なら予約・駅名・営業時間、EC型なら商品名・型番・通販が中心になります。

業態商品・サービス名の例地域の例目的の語の例
問い合わせ型(工務店・リフォーム・士業)外壁塗装、注文住宅、相続 相談市区町村名見積もり、費用、相談、業者
予約・来店型(整体院・美容室・クリニック)整体、カット、診療科名駅名、区の名前予約、営業時間、土日
EC型商品名、型番、素材(全国に配送するなら不要)通販、購入、価格

表の語は業態ごとの例として Framework が整理したもので、実際にどの語で検索されているかは、次の節のキーワードプランナーと、配信後の検索語句レポートで確かめます。

検索ボリュームと単価の範囲は、キーワードプランナーで確かめる

洗い出した候補は、キーワードプランナーで1か月の検索数の見積もりと、そのキーワードで広告を出す場合の費用の見積もりを確かめます。キーワードプランナーは[ツール]メニューから開き、[新しいキーワードを見つける]で語句やサイトのURLから新しい候補を探すことも、[検索のボリュームと予測のデータを確認する]で手元の候補を調べることもできます(Google 広告ヘルプ:キーワード プランナーを使う)。

キーワードプランナーの基本機能を使うには、お支払い情報を入力してアカウントの設定を終える必要があります。検索ボリュームが非常に少ないキーワードと、デリケートなトピックとみなされるキーワードは、候補と予測の対象になりません。予測は見積もりで、実際の成果は入札単価・予算・広告の品質・地域ターゲティングなどの影響を受けます(Google:キーワード プランナーを使う)。

表示される入札単価の範囲の読み方と、そこから1回のクリックに支払う金額であるクリック単価(CPC)を見積もる方法は、Google広告の費用の仕組み(クリック単価と請求)で説明しています。

少額なら、具体的な語から始めて一般的な語は後から足す

月数万〜数十万円の予算で始める場合は、目的の語を含む具体的な語から登録し、業種名だけのような一般的な語は単価の範囲を見て後から足す、というのがこの記事の判断基準です。Google は、一般的なキーワードは関係のない検索にも広告が表示される可能性があり、競合性が高ければ入札単価の引き上げが必要な場合があり、関連性を保つために継続的な最適化が必要になる場合があるとしています(Google:効果的なキーワードの選び方)。

関係のない検索へのクリックにかかる費用は、クリック数×クリック単価で見積もれます。クリック単価制では広告がクリックされたときに料金が発生するためです(Google 広告ヘルプ:クリック単価(CPC))。

  1. 月の予算5万円、平均クリック単価200円なら、1か月のクリックは5万円÷200円=250回
  2. そのうち1割(25回)が扱っていない商品を探す人の検索から来ると、25回×200円=5,000円がその検索に使われる
  3. この5,000円が、除外キーワードを入れていれば別の検索に回せた額の目安になる

予算・単価・割合はいずれも説明のための仮定です。実際のクリック単価と、関係のない検索語句の割合は、配信後の検索語句レポートで確かめます。

マッチタイプは3種類で、記号の付け方で表示範囲が変わる

Google広告のマッチタイプは、記号なしで入力するインテント マッチ(旧:部分一致)、二重引用符で囲むフレーズ一致、角かっこで囲む完全一致の3種類で、この順に広告の表示対象になる検索が狭くなります(Google:キーワードのマッチタイプについて)。

マッチタイプ書き方広告の表示対象になる検索
インテント マッチ(旧:部分一致)一人旅 温泉キーワードに関連する検索。キーワードの直接的な意味を含まない検索も入る。すべてのキーワードの初期設定
フレーズ一致"一人旅 温泉"キーワードと同じ意味を含む検索。語を足した、より具体的な検索も入る
完全一致[一人旅 温泉]キーワードと同じ意味・同じ意図の検索。3つの中で最も絞り込める

インテント マッチは、表示する広告を決めるときに、その人の最近の検索、リンク先のページの内容とアセット、同じ広告グループのほかのキーワードも考慮することがあります。広いマッチタイプは、狭いマッチタイプで一致する検索をすべて含みます(Google:キーワードのマッチタイプについて)。

同じ「一人旅 温泉」でも、完全一致は同じ意味の検索、フレーズ一致は「ひとり旅 温泉 おすすめ」のように語を足した検索、インテント マッチは「湯治の旅」「大宮から電車で行ける温泉」のようにキーワードの語を含まない検索にまで広がります(Think with Google:検索広告の部分一致を「インテント マッチ」へ改称した理由とは)。

キーワード「一人旅 温泉」を例に、完全一致は同じ意味の検索だけ、フレーズ一致は「ひとり旅 温泉 おすすめ」のように語を足した検索まで、インテント マッチは「湯治の旅」のようにキーワードの語を含まない関連する検索まで広がり、広い範囲が狭い範囲を含むことを示した図
図3 3つのマッチタイプで表示対象になる検索の範囲。検索の例は Think with Google「検索広告の部分一致を『インテント マッチ』へ改称した理由とは」、範囲の関係は Google 広告ヘルプ「キーワードのマッチタイプについて」をもとに作成(Framework作成)

フレーズ一致では語順が意味に反映され、Google の例では「引越しサービス 東京から神奈川まで」というキーワードは「神奈川から東京まで」の引越しの検索には一致しません。以前あった絞り込み部分一致は2021年7月にフレーズ一致の動作に統一され、新しく作れなくなっています(Google 広告ヘルプ:フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について)。

「部分一致」は2024年7月から「インテント マッチ」と呼ばれている

Google Japan は2024年7月から、マッチタイプの名称を「部分一致」から「インテント マッチ」に変えました(Think with Google:インテント マッチへ改称した理由とは)。英語版のヘルプでは「broad match」のままで、日本語版のヘルプにも「部分一致」の表記が一部に残っているため、同じものとして読みます(Google:キーワードのマッチタイプについて)。

LINEヤフー広告 検索広告(旧Yahoo!広告 検索広告)でも2024年8月1日に「部分一致」が「インテントマッチ」に変わり、機能は変わっていません(LINEヤフー for Business:マッチタイプ「部分一致」の名称変更について)。

マッチタイプは、成果を数えられるかとスマート自動入札で選ぶ

マッチタイプは、コンバージョン(問い合わせ・予約・購入など広告の成果)を数えられていてスマート自動入札を使うならインテント マッチを中心に、そうでなければフレーズ一致と完全一致を中心に選ぶ、というのがこの記事の判断基準です。Google は、検索語句ごとにオークション時の状況を入札単価に反映する必要があるため、インテント マッチとスマート自動入札の併用は不可欠だとしています(Google:キーワードのマッチタイプについて)。

スマート自動入札は、目標アクション単価(いわゆる目標CPA)、コンバージョン数の最大化など、コンバージョン数やコンバージョン値を最適化する入札戦略です(Google 広告ヘルプ:スマート自動入札について)。CPAは、成果1件あたりにかかった広告費のことです。最適化の対象がコンバージョンという定義なので、コンバージョンを数えられていない段階では、インテント マッチの広い検索の中から成果につながる検索を選ぶ手がかりがありません。

コンバージョン アクションが有効で成果を数えられているかを最初に確かめ、数えられていなければフレーズ一致と完全一致で範囲を絞って計測を先に整え、数えられていてスマート自動入札を使うならインテント マッチを中心に検索語句を見て除外を足し、使わないならフレーズ一致と完全一致を中心にする分岐の図
図4 入札方法と計測の状況でマッチタイプを選ぶ分岐。Google 広告ヘルプ「キーワードのマッチタイプについて」「スマート自動入札について」の記述と定義をもとに、判断の順に並べたもの(Framework作成)

Google は、一部のスマート自動入札戦略では、キャンペーンのタイプによって最適な結果を得るための過去のコンバージョン データの最小量があるとしています(Google:スマート自動入札について)。計測の設定がまだなら、Google広告のコンバージョン設定(タグ・電話・拡張コンバージョン)を先に済ませます。

フレーズ一致は完全一致より多く、インテント マッチより少ない検索が対象で、宣伝する商品やサービスに関する検索だけに広告を出せます(Google:キーワードのマッチタイプについて)。このため、個別単価設定(入札単価を自分で決める方法)で始める場合や計測を整えている途中は、フレーズ一致と完全一致で範囲を絞り、新しい語句は検索語句レポートから足します。

除外キーワードは、検索語句レポートで見つけた関係のない語句に入れる

除外キーワードは、検索語句レポートで実際に広告が表示された検索語句を見て、扱っていない商品やサービスを探す人の語句を見つけて追加します。Google の例では、普通の眼鏡を販売しているのに「水中眼鏡」で広告が表示されていれば、「水中」を除外キーワードにします(Google 広告ヘルプ:検索語句レポートについて)。

検索語句レポートは、[キャンペーン]の[分析情報とレポート]にある[検索語句]で開きます。どのキーワードがその検索語句に一致したかを示す[キーワード]列は初期状態では表示されないので、[表示項目]の[属性]から追加します。ボリュームの少ない検索語句は、プライバシーの基準によりレポートに表示されない場合があります(Google:検索語句レポートについて)。

除外キーワードは、広告グループ・キャンペーン・複数のキャンペーンで共有するリスト・アカウント全体の単位で設定でき、単位ごとに上限があります。

設定する単位適用される範囲上限
広告グループ・キャンペーン選んだ広告グループ・キャンペーン—
除外キーワード リストリストを適用したキャンペーン(一度に最大1,000キャンペーン)1アカウント20リスト、1リスト5,000個まで(変更される場合あり)
アカウント単位検索、P-MAX(パフォーマンス最大化)、ショッピングなどのキャンペーンの、すべての検索とショッピングの広告枠1アカウント1,000個まで

上限と適用範囲は、Google 広告ヘルプ:キャンペーンに除外キーワードを追加するとGoogle 広告ヘルプ:アカウント単位の除外キーワードについての記載に基づきます。アカウント単位の除外キーワードは、[管理]の[アカウント設定]にある[除外キーワード]で追加します。

除外キーワードは言い換えに一致しないので、類義語も自分で足す

除外キーワードは、通常のキーワードと違って類似パターン(言い換えや表記の違い)に一致しないため、除外したい語の類義語や単数形・複数形は自分で追加する必要があります。大文字・小文字と誤字脱字は自動で考慮されます(Google 広告ヘルプ:除外キーワードについて)。

Google の例では、「花束」を除外すると「赤い花束」の検索には広告が出ませんが、「赤い花」の検索には広告が出ることがあります。除外キーワードのマッチタイプも通常のキーワードとは動きが違い、ヘルプでは「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」と表記されています(Google:除外キーワードについて)。

除外のマッチタイプ広告が表示されなくなる検索広告が表示されうる検索
部分一致(除外の初期設定)除外キーワードの語がすべて含まれる検索(語順は問わない)語の一部だけを含む検索
フレーズ一致除外キーワードの語が同じ語順で含まれる検索(前後に別の語があっても)語順が違う検索
完全一致除外キーワードと同じ語が同じ語順で、ほかの語を含まない検索ほかの語を含む検索

除外キーワードは、通常のキーワードと重ならないように入れます。重なると広告が表示されません(Google:キャンペーンに除外キーワードを追加する)。また、除外キーワードが多すぎると広告の表示対象になる人が減る可能性があるため、Google は慎重に選ぶよう求めています(Google:除外キーワードについて)。

業態別:除外の候補は「扱っていないもの」と「目的が違う検索」

除外キーワードの候補は、Google が挙げる「キーワードに似ているが、別の商品を探す人が使う語句」に当たるもので、業態ごとに、扱っていない商品・サービスの語と、求人など目的が違う検索の語が中心になります(Google:除外キーワードについて)。

業態扱っていないものの例目的が違う検索の例除外する前に確かめること
問い合わせ型(外壁塗装など)DIY用の塗料、自分で求人、資格「費用」「相場」は依頼前の比較にも使われる語なので、成果を見てから決める
予約・来店型(整体院など)家庭用の器具、通販求人、スクール、資格商圏外からの表示は、除外より先に地域ターゲティングの設定を見る
EC型扱わないブランド名、修理無料、作り方「中古」は中古品を扱うなら除外しない

表の語は業態ごとの例として Framework が整理したもので、Google の推奨ではありません。実際に除外するのは、検索語句レポートに出てきた語句のうち、扱っていない商品や違う目的だと確かめられたものに限ります。

配信後は、検索語句・キーワード列・重複の順に確かめる

配信を始めたら、検索語句レポートの検索語句、[キーワード]列、[マッチタイプ]列、除外キーワードと通常のキーワードの重複、成果の数え方の順に確かめます。Google 広告ヘルプの内容を、Framework が確かめる順に並べたものです。

  1. 検索語句:扱っていない商品や違う目的の語句があれば、除外キーワードに追加する(類義語もあわせて)
  2. [キーワード]列:その語句を拾ったキーワードを見る。Google の例では、インテント マッチの「花」が「赤 バラ」などに一致していたチューリップの販売店は、キーワードを「チューリップ」に関連する語に絞り込む(Google:検索語句レポートについて)
  3. [マッチタイプ]列:成果につながった検索語句とマッチタイプの組み合わせを見て、成果につながった検索語句はキーワードの候補に加える(図1の1段階目に戻す)
  4. 重複:新しく入れた除外キーワードが、通常のキーワードと重なっていないかを見る(重なると広告が表示されない)
  5. 成果の数え方:直近の期間は、遅れて記録される成果(コンバージョン達成までの所要時間)がまだ含まれず、コンバージョン数が実際より少なく見えることがある。期間が30日以上前に終わっていれば成果のデータがすべて表示される(Google 広告ヘルプ:ユーザーがコンバージョンに至るまでにかかった時間を確認する)

5は、成果がまだ記録されていないだけの語句を「成果がない」と判断して除外しないための確認です。成果を判断できる時期の数え方は広告運用の成果が出るまでの期間で説明しています。

キーワード選びにかかる費用は広告費で、外注すると運用手数料が加わる

キーワードプランナーと検索語句レポートはGoogle広告のアカウントの中の機能で、キーワード選びにかかる費用は、クリックに応じて支払う広告費と、候補の洗い出し・検索語句の確認にかかる社内の作業時間です(Google:クリック単価(CPC)、Google:キーワード プランナーを使う)。作業の頻度は、Google が検索語句レポートを「定期的に」確認するよう勧めている点から、配信している間は続く作業として見込みます。

外部に任せる場合は、広告費(媒体費)とは別に運用手数料や初期設定費がかかります。見積もりの内訳と料金体系ごとの注意点は広告運用代行の費用の仕組み、自社で運用するか外注するかの判断は広告運用は自社か外注かにまとめています。Framework の支援範囲は広告運用代行の支援内容にまとめています。

まとめ:今日やること

キーワードを選ぶ日は、次の順に画面と表で確かめます。

  1. 商品・サービス名、地域、目的の語を3列に書き出し、掛け合わせて候補を作る
  2. キーワードプランナーの[検索のボリュームと予測のデータを確認する]で、候補の検索数と費用の見積もりを見る
  3. コンバージョン アクションのステータスと入札戦略を確かめ、インテント マッチを中心にするか、フレーズ一致と完全一致を中心にするかを決める
  4. 配信後は[検索語句]を開き、扱っていない商品や違う目的の語句を除外キーワードに入れ、通常のキーワードと重なっていないかを見る

よくある質問

絞り込み部分一致(+記号を付けるキーワード)は今も使えますか?
絞り込み部分一致は、Google広告では2021年7月にフレーズ一致の動作に統一され、+記号の書き方で新しいキーワードを追加することはできなくなっています(Google 広告ヘルプ「フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について」)。以前に作った絞り込み部分一致のキーワードはフレーズ一致と同じ動作で配信が続き、編集すると二重引用符の書き方に変わります。
同じキーワードをインテント マッチと完全一致の両方で登録してもよいですか?
Google広告では、同じキーワードを複数のマッチタイプで登録しても、費用やパフォーマンスに悪影響は出ないとされています(Google 広告ヘルプ「効果的なキーワードの選び方」)。ただし広いマッチタイプは狭いマッチタイプで一致する検索をすべて含むため、Google はインテント マッチ1つで複数のマッチタイプと同じメリットが得られるとも説明しています。
LINEヤフー広告の検索広告でも、マッチタイプの名前は同じですか?
LINEヤフー広告 検索広告(旧Yahoo!広告 検索広告)でも、2024年8月1日にマッチタイプ「部分一致」の名称が「インテントマッチ」に変わりました(LINEヤフー for Business「マッチタイプ『部分一致』の名称変更について」)。機能面の変更はなく、対象外キーワード(除外キーワードに当たるもの)のマッチタイプは「部分一致」のままです。Google の表記「インテント マッチ」とは空白の有無が違います。

出典

  1. Google 広告ヘルプ「効果的なキーワードの選び方」(2026-10-22 確認)
  2. Google 広告ヘルプ「キーワードのマッチタイプについて」(2026-10-22 確認)
  3. Think with Google Japan「検索広告の部分一致を「インテント マッチ」へ改称した理由とは」(2026-10-22 確認)
  4. Google 広告ヘルプ「フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について」(2026-10-22 確認)
  5. LINEヤフー for Business「【検索広告】マッチタイプ「部分一致」の名称変更について」(2026-10-22 確認)
  6. Google 広告ヘルプ「地域ターゲティングの詳細設定」(2026-10-22 確認)
  7. Google 広告ヘルプ「キーワード プランナーを使う」(2026-10-22 確認)
  8. Google 広告ヘルプ「クリック単価(CPC)」(2026-10-22 確認)
  9. Google 広告ヘルプ「スマート自動入札について」(2026-10-22 確認)
  10. Google 広告ヘルプ「検索語句レポートについて」(2026-10-22 確認)
  11. Google 広告ヘルプ「除外キーワードについて」(2026-10-22 確認)
  12. Google 広告ヘルプ「キャンペーンに除外キーワードを追加する」(2026-10-22 確認)
  13. Google 広告ヘルプ「アカウント単位の除外キーワードについて」(2026-10-22 確認)
  14. Google 広告ヘルプ「ユーザーがコンバージョンに至るまでにかかった時間を確認する」(2026-10-22 確認)

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